開発ストーリー
目にした現実から学んだ、耐震の重要性。
神戸で阪神大震災に遭遇
1995年当時、代表の小口は建設会社を営み、阪神大震災が発生。 死亡原因のほとんどは古い家の倒壊による圧死。建設業に携わる小口はその現実に大きな衝撃を受け、使命感を持ってこの問題に取り組むことを決意。
「家を守る」から「命を守る」
耐震補強工事には高額な費用がかかる。 なかなか工事を願ってもかなわないのが現実だ… だからこそ安価で国の定める耐震基準商品の開発をするしかない。 出来るかではなくやると一念発起し技術開発に取り組んだ。
そしてついに「e-パワーウォール」が完成した。
耐震=高額のイメージを払拭させるべき商品の
開発に成功した。
工事費用が高額になるのは作業日数や解体時におけるごみ処分費用も大きな一因
さらに室内工事だと日常生活に支障をきたす。
それを全て解決したのが外から施工できる
e-パワーウォールです。
①工事費用削減、②工期短縮、③日常生活に邪魔にならない、④(一財)日本建築防災協会より住宅等防災技術評価取得⑤お住いの自治体から助成金申請が出来ますと5拍子揃った商品となります。
e-パワーウォール完成まで
1
1回目の実験
一回目の実験は壁基準耐力(商品)が強すぎて施工時の手間等鑑みると現行基準では不可と判断。 (財)日本住宅・木材技術センターにおける強度実験(2018年4月12日)
2
強度を実現する為の挑戦
現行の建築基準法に準拠した強度を実現する為の挑戦が始まった。
3
産官学で実験検証
まずは産官学で実験検証、フレーム強度から検証が始まる。
4
改修検証1年間
フレーム改修及びブレース(筋交い)改修検証を1年間(延べ50体を超える)実施した
5
完成
そして26年の集大成「e-パワーウォール」が完成した。